ビジョンボードの作り方

ゴールドナビ流のビジョンボード作成方法

こんにちは。
加藤ムネヒサです。

時期の変わり目に、目的・目標の設定をされる方も多いと思います。

私も半年に1回、必ず目的・目標の設定をしており、その際、ツールとして重要視しているのが、

・ビジョンボード

です。

今回は、このビジョンボードについて、“ゴールドナビ流の作成方法”を執筆しましたので、ぜひご覧ください。

ビジョンボードとは?

私たちは、「目的達成の手段」としてFXに取り組んでいます。

しかし、意外と、「あなたの目的は何ですか?」と問われたときに、達成したい目的をパッと明確に語れる方は非常に少なかったりします。

「3年以内に年収1000万円を達成、家族サービスを実現、どこに住んでこんな1日を…」

など、具体的な目的があって初めて、トレードとその練習に身が入りますよね。

 

だからこそ、自分の目的をハッキリと設定することが、FXで成功するための本当のスタートと言えるでしょう。

そこで、目的を明確にし、達成にいたるまで継続できるようにするために、強く推奨したいのが「ビジョンボード」です。

私も8年以上続けていて、目的達成に最も役立っていると実感する、強力なツールです。
(実際に、ハリウッドスターなど、多くの成功者がビジョンボードを活用しています)

ビジョンボードとは

ビジョンボードは、自分の理想の未来や、達成したい目的・目標を視覚的に表現するボードです。

写真、言葉、イラストなどを使って、自分が望む未来像をコラージュのように作り上げます。

 

なぜ、そのようなビジョンボードが必要なのか?

それは、人間の脳は「視覚的な情報」を特に強く記憶し、その情報に基づいて行動する特性があるからです。

目標を視覚化し、日常的に目にすることで、潜在意識に働きかけ、目的達成への行動が、自然と生まれやすくなります。

※反対に、具体的な目的・目標を定めないと、人間はそれを「0.2秒」で忘れる、というデータもあるそうです。これだと目的が叶うのは困難ですよね。

目的を設定する

ビジョンボード作成の第一歩は、明確な目的設定です。

重要なのは、“自分が本当にワクワクする目的”を見つけること。

これは、他人からの期待や、社会的な成功の物差しであってはいけません。本心から、望むこと・やってみたいことを描きましょう。

目的の設定例は下記の通りです。

【経済面】
・年収1,000万円を達成する
・投資で毎月20万円の不労所得を得る
・広さ100平米以上のマイホームを購入する
・半年以内に300万円の貯金を達成する

【健康面】
・3ヶ月で体重を5kg減らす
・毎朝5kmのジョギングを習慣化する
・週3回のジム通いを継続する
・健康診断で全項目A判定を獲得する

【仕事】
・1年以内に独立起業を実現する
・希望の部署への異動を実現する
・資格試験に合格する
・新規事業の立ち上げを成功させる

【環境】
・2年以内にハワイ移住を実現する
・都心の駅徒歩10分以内に引っ越す
・趣味を共有できる友人を5人作る
・理想的なワークライフバランスを確立する

【精神面】
・毎日1時間の読書時間を確保する
・週末は必ず家族との時間を作る
・瞑想を習慣化する
・感謝の気持ちを毎日記録する

「他者」を目的にするのもOK

また、自分ごとだけでなく、「他者の幸せ」を目的とすることもOKで、むしろ推奨したい設定方法です。

例えば、

・困っている人を支援する活動を始める
・家族に快適な生活環境を提供する
・地域社会に貢献する活動を行う
・後輩の育成に力を入れる

など。

「物欲は無いんだよな…」という方は、他者のために力を発揮する方が燃える、という方も多いようです。

その他、目的設定の際の重要なポイントとして、以下を意識してみてください。

SMART基準を意識する

・Specific(具体的):「健康になる」ではなく「体重を5kg減らす」
・Measurable(測定可能):進捗を数値で確認できる
・Achievable(達成可能):現実的に実現できる
・Relevant(関連性):自分の価値観や人生設計に沿っている
・Time-bound(期限付き):達成までの期限を設定する

短期・中期・長期目標

・短期(3ヶ月以内):すぐに取り組める具体的な目標
・中期(1年以内):ある程度の準備や努力が必要な目標
・長期(3年以上):人生の大きな方向性に関わる目標

ビジョンボードの作り方

ビジョンボードの作成方法には、
主に2つのアプローチがあります。

「実物を作る方法」と、「電子データで作る方法」です。

私自身は、実物(コルクボード)で作るようにしていますが、
パソコンやスマホで、毎日確認したいという方は、
データでも十分効果を発揮します。

実物のビジョンボードを作る方法

必要な材料
・コルクボードまたは画用紙
・雑誌(切り抜き用)
・はさみ、のり
・カラーペン
・付箋
・画像プリントアウト

画像を切り貼りし、
コルクボードに張り付ければ完成です。

デジタルビジョンボードを作る方法

・「Canva」というサイトで新規デザインを作成
・テンプレートを選択
・ネット上から理想のイメージ写真を集める
・写真やテキストを配置
・完成したデータを保存・印刷

写真選びのコツ

実現後の幸せな様子が伝わる写真を選びます。

また、実現したいイメージがよりつきやすくなるために、鮮やかで高画質な写真を選びましょう。

ポジティブな雰囲気を持つ写真だと、なおさらイメージしやすいです。

具体的なイメージ写真の例

・経済面:希望する金額の通帳、理想の家やオフィス
・健康面:理想の体型の人、活き活きとした表情でスポーツを楽しむ人
・仕事面:理想の職場環境、活躍している様子
・環境面:理想の住環境、充実した家族との時間
・精神面:穏やかな表情、瞑想や趣味を楽しむ様子

最も叶えたい写真を、「左上」に配置すると、毎日注目しやすくなります。

自己肯定感の低い方は、「自分の笑顔の写真」をボードの中心に、また、お金に対する無意識の拒否感がある方は、「お札の写真」を中心に置くのも良いでしょう。

ビジョンボードを作った後のルーティン

作成したビジョンボードを効果的に活用するためのルーティンを確立することが重要です。

毎日の習慣:
・起床後、3分間じっくりと眺める

設置場所の工夫:
・デスクの正面
・スマートフォンの待ち受け画面
・手帳やノートの表紙

定期的な更新:
・半年に1回は内容を見直す
・達成した目標は新しい目標に更新
・状況の変化に応じて修正を加える

今回は、ビジョンボードの作成法についてお伝えしました。

多くの人が、目的を実現できない理由は、
「明確な目的をそもそも持っていないから」
ということがあったりします。

経済面や時間のせいで目的が叶わない…というよりは、目的を叶えるべき自分自身が、「本気で目的を設定しているのか?」この点については一考の余地があるでしょう。

 

目的、夢、願いを本当に叶える上で、ビジョンボードは効果的な解決策となります。

視覚的に目標を表現し、日常的に目にすることで、潜在意識のレベルまで、目標達成への確信を刷り込むことができます。

【結論】ビジョンボードの効果

・目標が明確になり、行動の指針が定まる
・日々の選択や決断がぶれなくなる
・モチベーションが持続する
・潜在意識に働きかけ、目標達成への道筋が開ける
・実行力が高まり、成功確率が上がる

このように、ビジョンボードは科学的な根拠に基づいた、効果的な目標達成のツールです。

 

最初はダマされたつもりで、やってみてください。笑

不思議と、「あ、これ叶ったじゃん…」というように、ビジョンボードの威力を実感する時が来るでしょう。

私も、収入、トレード、経営の目標達成はもちろん、

「有名人に会うことが出来た」
「住みたい所に住むことが出来た」

など、本当にビジョンボードのおかげ、としか言いようのないくらいのご利益をこのツールから得てきています。

FXを継続的に取り組んでいくための、モチベーションツールとして、ぜひ、今回の内容を参考にされてみてください。