私のメイン手法は、ドル円1分足スキャルピングであり、これに加えて、補助でドル円のスイングトレードも行っています。これらのトレードに適している「3つのFX口座」について解説しますので、ぜひチェックください。
【みんなのFX/DMM FX/外為ファイネスト】
国内口座と海外口座の違い
まず、FX口座を選ぶ際には、「国内口座」と「海外口座」の違いを理解することが重要です。
主な違いは以下の3点です。
①税制
国内FX口座での利益は申告分離課税となり、一律20.315%の税率が適用されます。また、過去3年分の損失の繰越も可能です。
一方、海外FX口座の利益は総合課税となり、所得に応じて5〜45%の累進課税が適用されます。
給与収入などの額にもよりますが、FX収入が500万円を越えてくると、国内口座の方が有利となり、FX収入がさらに上がると、税額に大きな差が出てきます。

②スプレッド
一般的に、国内FX口座は、海外FX口座と比べてスプレッドが狭い傾向にあります。
国内FXのスプレッドでは、ドル円は「0.2銭」付近が一般的。それに対し、海外FXですと、手数料込みで「1.0~2.0銭」付近のものが多くなります。
③信用性
国内FX会社は、金融庁の監督下におかれており、顧客資産の「信託保全」が義務化されるなど、高い信頼性があります。
一方、海外FX会社は、日本の法律は一切適用されないことや、資金保全の不透明さがあります。加えて、2025年6月資金決済法の一部改正を受けて、国境をまたぐ送金を請け負う収納代行業者への規制が強まる見込みとなっています。
以上から、総合的には国内口座の方がメリットが多く、選択すべきといえます。
これを踏まえ、私の使用している3つのFX口座は次のとおりです。
①みんなのFX(国内口座)
みんなのFXは、バランスが良く、知名度も高い国内FX口座です。

利点1:業界最狭水準のスプレッド
みんなのFXの魅力は、まず、業界最狭水準のスプレッド。米ドル/円のスプレッドは原則固定で0.2銭という狭さになります。これにより、スキャルピングの取引コストを大幅に削減できます。
利点2:1000通貨取引OK
また、みんなのFXでは、「1000通貨単位」での取引が可能です。これにより、小資金からでも効率的な資金管理ができ、細かいポジション分割したトレードも可能になります。
利点3:指標結果、ニュースの分析にも使いやすい
私、加藤は、このみんなのFXを長く使用しており、口座の他にも、みんなのFXの「公式X」「スマホアプリ」をセットで使用しています。
これらは無料で使える上、分析が早いため、指標スキャルなどに役立っています。
※無料ですぐに開設できます。
②DMM FX(国内口座)

続いて、「DMM FX」。こちらは、スプレッド面、約定の強さ面が、非常に素晴らしく、ドル円スキャルのプロトレーダーにも人気が高い口座となっています。
ただし、1日の取引上限量が制限される可能性(個人によって違う)もあるため、1日を通してスキャルを行う場合は、違う口座が必要になってくることもあります。その点以外は、ハイスペックな口座と言えるでしょう。
※無料ですぐに開設できます。
③外為ファイネスト(国内口座)

最後に、外為ファイネストについて。
この口座の特徴は、MT4・MT5に対応しており、例えばMT4画面上からそのまま取引を発注できる点です。国内口座でMT4・MT5に対応しているものは非常に限られるため、MT4・MT5でトレードしたい、という方にはピッタリの口座と言えるでしょう。
私も、スイングトレードに関しては、MT5で分析→発注を行いたいため、この口座を使用しています。
※無料ですぐに開設できます。
本記事で紹介した3つのFX口座は、それぞれに特徴があり、優先したい取引スタイルや目的に応じて選択すると良いかと思います。
ぜひ参考にしてみてください。